<新元号「令和」への思い> 中西進さんが語る

ニュース

<新元号「令和」への思い> 中西進さんが語る

新元号「令和」の考案者とみられる万葉集が専門の国文学者、中西進さんがNHKの取材に応じ(考案者かどうかは明らかにしなませんでした)中西さんは「令和」の文字の意味や次の時代への期待を語りました。

国際日本文化研究センター名誉教授の中西進さん(89)は、万葉集研究の第一人者として知られ、関係者の話などから、新元号「令和」の考案者とみられています。中西さんは、4月20日午後、京都市の自宅で取材に応じました。

新元号の「令和」の感想を尋ねると、「皆さんに歓迎されている様子があってうれしいです。なぜこれがいいかというと、発音があります。令和というのは響きがいいです」と話しました。また、「令和」の「令」の字の意味について、「『令』という字は『善』と近い。そして、麗しいという概念をあらわす究極のことばで、乱れていない、破綻していない、整っているということです」と述べました。

「和」については、「わかちあってみんなで仲よくする。一人ひとりが尊敬されるのが『和』です」としたうえで、自身の戦争経験を踏まえ、「戦争で三百何十万人が死にました。そのようなことは二度と繰り返してはならない。『和』というのはある意味皮膚感覚で、日本人は『和』を伝える使命がある」と話しました。

そのうえで、4年前に石川さんが詠んだ「日の本」という小謡が令和の精神と合致するものだと明かしました。この小謡には、「令」と「和」の漢字が含まれています。

中西さんは、元号については「元号は1つの文化で、人間の自然そのもの、哲学です。日本人だけが元号で区切りをつけて意味を持たせて喜び合います」と述べました。

そして、来月から始まる「令和」の時代に向けて、「『令』の期待が大きいです。『令』には尊敬の気持ちがあり、人間の中でいちばん大事です。競争が奨励されるものではないので、自己をたかめ、仲よくしていくすごくいい目標ができたと思います」と語りました。

1

関連記事

ピックアップ!

カテゴリー

タグ

月別アーカイブ