<新元号> “つぼみ開いて花咲くように” 「令和」手話表現 決まる

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<新元号> “つぼみ開いて花咲くように” 「令和」手話表現 決まる

新しい元号「令和」について、手話の表現を作成する団体は、つぼみが開いて花が咲くように指先をゆっくりと開く動きを手話の表現として採用することを決めました。

新しい表現を考案したのは手話の団体の一つで国から手話表現の作成や普及を委託されている京都市右京区の「全国手話研修センター」で2日、京都府庁で開いた記者会見で発表しました。

手話作成部門の責任者高田英一さんが披露した「令和」の手話表現には「5本の指先をゆっくりと開きながら前に出す動き」が採用されています。

選考にあたっては出典となった万葉集の歌が花の美しさをたたえていることを踏まえ、指先をゆっくりと開く動きには、春先につぼみが開いて花が咲く様子を、その手を前に押し出す動きには「未来へ進んでいく」という意味を込めたということです。

全国手話研修センターは、令和を手話で表現する動画を2日からホームページで公開し、今後、普及に努めていくことにしています。

高田さんは「日本だけでなく世界に広がって、障害のあるなしにかかわらずコミュニケーションに使われることを期待しています」と話し

「令和」の手話が決まるまで

京都市右京区の「日本手話研究所」は、厚生労働省から手話の普及などの事業を委託されている「全国手話研修センター」の部門の一つで、新たなことばに対応する手話の作成を担っています。

1日はテレビで新しい元号が発表されると、職員たちが早速手話づくりに取りかかり、全国の9つの地区から集まった案をもとに手話で議論を交わしました。

この中では「令和」にふさわしいのは「未来へ進んでいく」という意味を込めた、手をそっと前へ押し出す動きや、「和」などを表す手で円を描く動き、それにつぼみが咲き開くようなイメージで指先をそっと開く動きといったさまざまな意見が出ました。

その結果、日常生活で使いやすいようできるだけ動きを簡単にすべきだとして、全会一致で「花のつぼみのように閉じた片手の5本の指をゆっくりと開きながら前に出す動き」に決まりました。

日本手話研究所の高田英一所長は「『今は寒いけれど、春になって花が咲くこと』を表しています。平和で和やかな、気持ちの明るい日本を作ろうという気持ちを込めました。誰でも使いやすい、楽しく意味のある手話を作ったと思っているので、ぜひ皆さんに使ってほしいです」と話していました。

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