<日中首脳会談2018> 習近平国家主席の会談の冒頭発言の全文

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<日中首脳会談2018> 習近平国家主席の会談の冒頭発言の全文

習近平国家主席 会談の冒頭で何を語った

中国を訪れている安倍総理大臣は、2018.10.26 日本時間の午後5時半すぎから習近平国家主席との首脳会談に臨み、会談は終わりました。習近平国家主席の会談の冒頭発言の全文です。

「安倍総理大臣に再び会うことができて非常にうれしく思い、今回の正式訪問を歓迎する。過去数年、私と安倍総理大臣は頻繁に会い、あなたは中日関係を改善し発展させる積極的な意志を何度も表明し、われわれは中日関係の改善と発展の歩みをともに切り開き導いてきた。

世界の主要な経済大国で重要な影響を持つ国家として、中日関係の長期的かつ健全で安定的な発展は両国民の根本的な利益に合致し、この地域と国際社会の普遍的な期待とも一致する。

ことしは中日平和友好条約の締結から40周年であり、両国関係は新たな発展の好機を迎えている。双方は中日の4つの政治文書によって確立された各原則に従い、平和・友好の大方針を堅持し、引き続き互いの利益となる協力を深化させ、中日関係が正常な軌道に戻ったという基礎のもと、新たな発展をえられるよう推し進めていく必要がある。

過去数年、中日関係はう余曲折をへて、双方の共同の努力のもと関係が徐々に調整され、正常な軌道に戻り前向きの勢いが再び表れた。これは両国のハイレベルの政治的なリーダーシップのたまもので、両国の各界の人々が注いできた貴重な心血の結晶でもあり、われわれがともに大切にすべきものだ。

中日の交流は2000年余りにわたって続いており、両国民は長期にわたって互いに学び合い手本としながら発展してきた。その中には痛ましい歴史もあり中国人民は甚大な民族の災禍を被り、日本の人民も深く傷つけられた。1972年に中日は国交正常化を実現し、両国関係の不正常な状態に終止符を打った。1978年に両国の前の世代の指導者が平和友好条約を締結し、法律の形で両国の恒久的な平和と友好の大きな方向を確定し、双方が互いに協力しともに発展を図り、歴史問題と台湾問題を適切に処理するためのしっかりした基礎を築いた。

この間の年月を顧みることは、平和と友好、そして協力してともに利益をえることへの信念と決心をますます揺るぎないものにする助けとなる。

今日の世界は百年に1度あるかないかの大きな変化のさなかにあり、不安定性、不確定性がますます目立ち、何事も災いと福があい混じり、危機の中にチャンスがある状態だと言える。大局的に情勢を判断し、時代の潮流に順応し、利益を見据え、害を避けなければならない。

新しい情勢のもと、中国と日本の相互依存は日に日に深まっていて、多国間の関係においても、より広範で、多様な共通の利益と関心を有している。客観的な情勢の変化は、中日両国がさらに高いレベルの協力を進めることを可能にしている。われわれはこの歴史的な機会を捉えて、中日関係の発展を新たに方向づけなければならない」

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