台風5号 四国に接近 土砂災害・暴風などに警戒

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台風5号 四国に接近 土砂災害・暴風などに警戒

台風5号は、四国にかなり接近していて、暴風域に入っている高知県などでは非常に激しい雨が降っています。7日は四国や近畿、東海などで局地的に猛烈な雨が降って大雨となるおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の増水、暴風などに警戒し、避難などの対策を進めるよう呼びかけています。




気象庁の発表によりますと、台風5号は、7日午前4時には高知県の足摺岬付近を1時間に15キロの速さで北東へ進んでいると見られます。

中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径90キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

この時間、高知県と愛媛県の一部が暴風域に入り、四国にかなり接近しています。

特に警戒が必要なのが大雨です。四国や紀伊半島には台風の発達した雨雲が次々と流れ込み、雨が強まっています。午前3時半までの1時間には▽高知県大豊町に国土交通省が設置した雨量計で76ミリ、高知県の香美市物部で58.5ミリの非常に激しい雨を観測したほか、和歌山県新宮市で45ミリの激しい雨を観測しました。

徳島県と大分県では、土砂災害の危険性が非常に高まり自治体が避難勧告を出す目安とされる「土砂災害警戒情報」が発表されています。発表されているのは、徳島県の美馬市と吉野川市、上勝町、神山町、那賀町、海陽町それに大分県佐伯市です。

台風はこのあと、四国の各地を暴風域に巻き込みながら北東へ進み、午後には近畿にも接近する見込みです。このため、四国や近畿、それに東海などで断続的に雷や突風を伴い、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。

7日夜遅くまでの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、高知県と徳島県、奈良県、それに三重県で600ミリ、和歌山県と静岡県で400ミリ、愛媛県と兵庫県、愛知県、岐阜県で300ミリ、九州北部と北陸、香川県、大阪府、京都府、滋賀県で200ミリ、中国地方で180ミリなどと予想されています。

さらに7日夜遅くから8日の夜遅くまでの24時間には近畿と東海、北陸で200ミリから300ミリ、中国地方で100ミリから200ミリの雨が降ると予想され、台風の動きが比較的遅く、雨雲が長時間かかり続けるおそれがあることなどから、ところによって平年の8月1か月の雨量を大幅に上回る大雨になると予想されています。

台風の接近に伴い、暴風や高波、高潮にも警戒が必要です。高知県の室戸岬では、午前2時前に28.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
7日の最大風速は四国で30メートル、九州南部で28メートル、九州北部と中国地方、近畿、それに東海で25メートル、北陸で20メートル、鹿児島県の奄美地方で18メートルと予想され、最大瞬間風速は四国で45メートル、九州南部で40メートル、九州北部と中国地方、近畿、それに東海で35メートル、北陸と奄美地方で30メートルに達する見込みです。

また、7日は九州から東海の太平洋側の広い範囲で波の高さが7メートルから8メートルの大しけとなるほか、いまは潮位が高い大潮の時期にあたるため、四国や近畿、中国地方などの海岸や川の河口付近の低い土地では、高潮による浸水のおそれがあります。

気象庁は、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫、それに暴風や高波、高潮に警戒し、自治体が出す情報などをもとに、避難などの対策を進めるよう呼びかけています。特に、お年寄りなど避難に時間がかかる人や山沿いや川沿いに住む人などは、雨や風が強まって状況が悪化する前に安全な場所に避難してください。また、いまは台風から離れていても今後の予想進路にあたる地域では、自分が住んでいる場所で、土砂災害や河川の氾濫など、どのような災害が起きやすいかを確認したり、避難場所の位置を防災マップで確認したりするなど備えを進めてください。

出典 http://www3.nhk.or.jp

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